岐阜・長野県境沿いに、北西―南東に走る活断層。延長約60キロメートル。その総変位量は、左横ずれ成分が約8キロメートル、垂直ずれ成分(南西側下降)が約800メートルと見積もられている。根尾谷(ねおだに)断層などとともに、中部日本に多い北西―南東方向の左横ずれ活断層群の一つ。
木曽(きそ)川のいろいろな異なる時代に形成された河岸段丘のなかを、阿寺断層が走り、地層をずらしており、古い段丘ほど変位が累積してずれが大きくなっている。これらの研究から変位速度は、左横ずれが1000年で5メートル、垂直ずれが1000年で1メートルと見積もられている。また断層運動は、およそ100万年前からほぼ一様の速さで進行したと考えられている。
[岩松 暉・村田明広]
Atera Fault
岐阜県東部にある北西~南東方向に約70kmの長さを持つ左横ずれ活断層。横ずれの累積変位量は約8kmで,上下変位量(北東側隆起)の5~10倍に達する。木曽川の河成段丘には累積変位が認められ,横ずれの平均変位速度が約2〜4m/1,000年。下呂温泉付近を境に北部と南部に分かれて活動し,平均活動間隔は北部が約1,800~2,500年,南部が約1,700年。南部は1586(天正13)年天正地震の活動の可能性が示されたが,この地震の震源断層には複数の説がある。
執筆者:加藤 碵一・安江 健一
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...
1/16 デジタル大辞泉プラスを更新
1/16 デジタル大辞泉を更新
12/10 小学館の図鑑NEO[新版]魚を追加
10/17 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典を更新
8/22 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新