降交点(読み)コウコウテン

  • こうこうてん カウカウテン
  • こうこうてん〔カウカウテン〕

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

一般に惑星・彗星(すいせい)などの天体の軌道面は地球の軌道面である黄道面に対してある傾きをもっており、その二つの平面は太陽を通る1直線で交わる。天球上で考えれば、この二つの面は大円で表され、互いに180度隔たった2点で交わっている。天体が軌道上を運行する際、黄道面を北から南に横切る交点を降交点という。逆に南から北に横切るのが昇交点である。なお人工衛星などの場合、地球の赤道面に対していうこともある。

[村山定男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 月または惑星の軌道が地球の軌道面(黄道面)と交わる二点のうち、月または惑星が北側から南側に移る際の通過点をいう。

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世界大百科事典内の降交点の言及

【昇交点】より

…天球に投影した惑星,小惑星,すい星などの軌道面は,一般に基準面として採用した黄道と2点で交わる。これらを交点と呼ぶが,そのうち,それらの天体が黄道を南から北へ横切る点を昇交点,北から南へ横切る点を降交点descending nodeという。衛星の場合には,黄道の代りに,母惑星の赤道面を基準面として採用して定義するのがふつうであるが,母惑星の公転軌道面や黄道面を基準とする場合もある。…

※「降交点」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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