昇交点(読み)しょうこうてん

世界大百科事典 第2版の解説

しょうこうてん【昇交点 ascending node】

天球に投影した惑星,小惑星,すい星などの軌道面は,一般に基準面として採用した黄道と2点で交わる。これらを交点と呼ぶが,そのうち,それらの天体が黄道を南から北へ横切る点を昇交点,北から南へ横切る点を降交点descending nodeという。衛星の場合には,黄道の代りに,母惑星の赤道面を基準面として採用して定義するのがふつうであるが,母惑星の公転軌道面や黄道面を基準とする場合もある。地球のまわりを回る人工衛星については,通常,地球の赤道面を基準面として定義している。

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精選版 日本国語大辞典の解説

しょうこう‐てん ショウカウ‥【昇交点】

〘名〙 惑星、または彗星の軌道が地球の軌道面(黄道面)と交わる二点のうち、南側から北側にうつるときに通過する点。

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世界大百科事典内の昇交点の言及

【交点月】より

…地球のまわりの月の公転運動において,月がその軌道上の昇交点(月が黄道面を南から北に横切る場所)を出発し,軌道を一周して再び昇交点に戻るまでの時間間隔をいう。27.2122200日,あるいは27日5時間5分35.81秒である。…

※「昇交点」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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