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降着装置 こうちゃくそうちlanding gear

翻訳|landing gear

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

降着装置
こうちゃくそうち
landing gear

航空機の離着陸時に使用する装置。機体の地上移動,離陸時の地上滑走を容易にし,着陸時に機体に加わる垂直方向の運動エネルギーを吸収して衝撃力を軽減する。そのため支柱には緩衝装置を含んでいる。取り付け位置は,前輪式が重心位置の後方に主脚 (主輪) ,前方に前輪を配し,尾輪式が重心の前方に主脚,後部に尾輪を置く。また引き込み脚と固定脚の区別があり,引き込み脚は飛行中は胴体の中に引き込まれるため抵抗がなくなるが,重量が重くなり,値段も高い。なおヘリコプタは原則として地上滑走の必要がないため,降着装置も飛行機同様の車輪式のほかに,そりのようなスキッド式がある。また飛行機もヘリコプタも降着装置にフロートをつけて離着水を可能にするものもある (→水上機 ) 。

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デジタル大辞泉の解説

こうちゃく‐そうち〔カウチヤクサウチ〕【降着装置】

航空機の離着陸や着水、地上走行に必要な装置。車輪・フロート・緩衝装置など。

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世界大百科事典内の降着装置の言及

【着陸装置】より

…航空機が地上にあるときその脚になる部分で,降着装置ともいう。離着陸の際に滑走しなければならない飛行機では車輪式が多いが,ヘリコプターやグライダーではそりを利用したそり式着陸装置もよく見られ,また雪上ではスキーが用いられることもあり,水上機には舟形をした浮きのフロートfloatが使われる。…

【飛行機】より

…このため後退角をもった高速機では一般に上反角は0,ときにはマイナス(下反角)のものさえある。
[降着装置]
 一般の飛行機では,離着陸に地上滑走が必要なので,車輪と油圧緩衝装置(オレオ)のついた着陸装置(脚)をもっている。脚の配置は,重心のすぐ後方に主脚,機首に前脚をもつ三脚式(前輪式)着陸装置が多く,重心のすぐ前に主脚,尾部に尾輪をもつ尾輪式着陸装置はあまり用いられなくなった。…

※「降着装置」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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