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限界利益 げんかいりえきmarginal profit

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

限界利益
げんかいりえき
marginal profit

純利益に固定費をプラスしたものとして定義される。それは売上高から変動費を差引いたものに等価であるから,限界利益とは売上高から変動費を差引いたものであると定義することもできる。この限界利益の概念は経営政策立案,具体的に予算編成の立案に大いに利用することができる。

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人材マネジメント用語集の解説

限界利益

・marginal profit
・限界利益 = 売上高 - 変動費(売上や操業度に応じて増加する費用)
・限界利益は、固定費の回収に貢献することから貢献利益とも言われる。
・限界利益は、損益分岐点分析などに用いられ、限界利益が固定費と同額となる際の売上高を損益分岐点売上高と言う。
・企業は、限界利益率(限界利益/売上高)の高い製品グループの売上高を拡大を図り、損益分岐点を越えて利益を創出することを実現する。

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ナビゲート ビジネス基本用語集の解説

限界利益

売上高から、売上高に比例して増減する変動費を差し引いて求められる利益のこと。直接原価計算や損益分岐点分析を行う場合に用いられる概念で、売上高と原価、利益の関係を把握するためのもの。限界利益 = 固定費のとき、収支トントンの状態となる。限界利益が固定費をどれだけカバーできるかが最も重要なポイントといえる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

限界利益
げんかいりえき
marginal profit (income)

売上高から変動費を差し引いた額をさす。いいかえれば、利益と固定費の合計額にほかならない。この概念は、直接原価計算direct costingで用いられるが、それには、固定費の補償ができる限界利益を決定する、各品種ごとに限界利益を算出して売上げ増大の重点品種を決定する、品種ごとの限界利益率(売上げに対する限界利益の比)を比較して換算率や作業順位を決定する、などの利用目的がある。限界利益を、貢献差益contribution marginないし貢献利益と同一とすることがあるが、これらは製品分野(セグメント)別の限界利益をさす。[森本三男]

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