陣痛促進剤(読み)ジンツウソクシンザイ(その他表記)ecbolic

翻訳|ecbolic

デジタル大辞泉 「陣痛促進剤」の意味・読み・例文・類語

じんつうそくしん‐ざい〔ヂンツウソクシン‐〕【陣痛促進剤】

陣痛誘発剤

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「陣痛促進剤」の意味・わかりやすい解説

陣痛促進剤
じんつうそくしんざい
ecbolic

微弱陣痛などで分娩がスムーズに進行せず母体胎児に何らかの危険が生じたとき,人工的に陣痛を強めるために使用する薬剤。アトニンとプロスタグランジンの2種類があり,点滴内服のいずれでもよい。重要なのは,産婦の状態を注意深く監視し,陣痛の状態,胎児の心拍数などを分娩監視装置で厳重にチェックすることである。必要に応じて量を調整するが,監視や適量を誤ると過度陣痛となり,子宮破裂胎児仮死死亡などを引き起こす。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

妊娠・子育て用語辞典 「陣痛促進剤」の解説

じんつうそくしんざい【陣痛促進剤】

子宮収縮剤」のページをご覧ください。

出典 母子衛生研究会「赤ちゃん&子育てインフォ」指導/妊娠編:中林正雄(母子愛育会総合母子保健センター所長)、子育て編:渡辺博(帝京大学医学部附属溝口病院小児科科長)妊娠・子育て用語辞典について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android