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陸淳 りくじゅん Lu Chun

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

陸淳
りくじゅん
Lu Chun

[生]開元28(740)
[没]永貞1(805)
中国,唐の学者。字は伯沖。趙匡とともに,唐のすぐれた春秋学者啖助 (たんじょ) の弟子で,彼らの学説を整理補足して『春秋集伝纂例』『春秋微旨』『春秋集伝弁疑』を著わした。従来の『左氏伝』『公羊伝』『穀梁伝』の3伝による解釈,なかでも『左氏伝』のそれを退け,自己の創見によって『春秋』本来の意味を明らかにしようとし,宋代の春秋学に多大の影響を与えた。

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世界大百科事典 第2版の解説

りくじゅん【陸淳 Lù Chún】

?‐806
中国,唐代の儒者。字は伯沖。呉郡(江蘇省呉県)の人。若いとき11年間ひたすら啖助(たんじよ)に師事し,啖助を訪れた趙匡(ちようきよう)とも知りあった。啖助の没後,淮南(わいなん)節度使の陳少游の推薦で奉礼郎となり,左拾遺をへて,信州刺史,台州刺史を歴任した。のち給事中に進み,太子侍読となって病没した。啖助の遺稿を整理し,その学説を補訂して,《春秋集伝纂例》《春秋微旨》《春秋集伝弁疑》を編集した。《春秋》の大義を新しい観点から,幼童にも理解できるように平易に述べた功績は高く評価される。

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世界大百科事典内の陸淳の言及

【啖助】より

…この伝統的な注釈を捨てて独自の判断で新しい解釈を下すという態度は,中唐以後の新しい儒学研究を指導するものとなった。彼の遺説は陸淳の《春秋啖趙集伝纂例》にとどめられている。【稲葉 一郎】。…

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