デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「隆源」の解説
隆源(1) りゅうげん
藤原通宗(みちむね)の子。天台宗の僧。叔父藤原通俊(みちとし)をたすけて「後拾遺和歌集」を編集し,奏覧本を清書した。「堀河院百首」の歌人のひとりで,「金葉和歌集」以下の勅撰集に10首がのる。天仁(てんにん)3年(1110)の「山家五番歌合」まで出詠。通称は若狭阿闍梨(わかさのあじゃり)。著作に「隆源口伝」など。
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...