日本歴史地名大系 「雁峯山」の解説
雁峯山
かんぼうざん
- 愛知県:新城市
- 雁峯山
標高七八九・二メートルの
新城市域の農村の薪炭、牛馬の飼料、肥料用の草などの重要な採集地であった。開拓が進むと採草地が減少し、山麓から離れた村々も山に入るようになり、入会山となったが、山に近く早くから山を利用していた村を山元と称し、入方または入村から山礼・山手を受取っていた。延宝九年(一六八一)の山礼定之覚(出沢区有)では、山元の
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報