雪膚(読み)セップ

デジタル大辞泉 「雪膚」の意味・読み・例文・類語

せっ‐ぷ【雪膚】

雪のように白いはだ。雪肌せっき

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精選版 日本国語大辞典 「雪膚」の意味・読み・例文・類語

せっ‐ぷ【雪膚】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 積雪表面
    1. [初出の実例]「雪膚路湿霓裳重。風力橋高錦袖明」(出典:本朝麗藻(1010か)上・暮春侍宴左丞相東三条第同賦度水落花舞〈藤原伊周〉)
  3. 雪のように白いはだ。ゆきのはだ。雪肌(せっき)
    1. [初出の実例]「綺羅之三千、驚雪膚於青之地」(出典江都督納言願文集(平安後)一)
    2. [その他の文献]〔白居易‐長恨歌〕

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普及版 字通 「雪膚」の読み・字形・画数・意味

【雪膚】せつぷ

白い肌。唐・白居易長恨歌〕詩 樓閣玲(れいろう)として、五雲り 其の中、綽(しやくやく)として、仙子多し 中に一人り、字は太眞 貌、參差(しんし)として是れなり

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