雷の陣(読み)かみなりのじん

精選版 日本国語大辞典 「雷の陣」の意味・読み・例文・類語

かみなり【雷】 の 陣(じん)

  1. 雷鳴の時、宮中臨時に設けられる警固の陣。近衛将官清涼殿の孫廂(まごびさし)に伺候し弦打(つるうち)して天皇を守る。かんなりのじん。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「凡内舎人参雷鳴陣者、立春興殿西廂」(出典延喜式(927)一二)

かんなり【雷】 の 陣(じん)

  1. かみなり(雷)の陣
    1. [初出の実例]「かんなりのぢんの舎人」(出典:枕草子(10C終)二五八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android