電力ガス取引監視等委員会(読み)デンリョクガストリヒキカンシトウイインカイ

デジタル大辞泉 の解説

でんりょくガスとりひきかんしとう‐いいんかい〔‐ヰヰンクワイ〕【電力・ガス取引監視等委員会】

電力ガス・熱供給市場監視機能等を強化し、市場における健全な競争を促すために設置された、経済産業大臣直属の組織。適正な取引の監視、電力・ガスのネットワーク部門の中立性確保のための行為規制等を行う。平成27年(2015)9月、電力取引監視等委員会として設置。平成28年(2016)4月、ガス事業・熱供給事業の業務が追加され、現組織に改組。EGC(Electricity and Gas Market Surveillance Commission)。

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共同通信ニュース用語解説 の解説

電力・ガス取引監視等委員会

経済産業相の直属組織。電力の小売り全面自由化に当たり、新規参入新電力も含めた電力会社間の健全な競争を促すため、2015年に設立された。電力会社に対する報告要請立ち入り検査、業務改善勧告を行う権限を持ち、一部電気料金や新電力の登録の審査も行う。ガスの取引も同様に監視する。

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