出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…都市ではこの藍を供給するための座が結成され,なかでも藍生産地として著名であった京都の九条一帯には,15世紀半ば以降,九条寝藍座があって藍の売買を独占し,ときには付近の東寺を乾場としたため,寺と相論をひきおこした。なおこの藍汁をもって染色する業者を,藍屋・藍染屋・青屋・紺屋(こうや)などといった。【川嶋 将生】
[近世]
アイ(タデアイ)は江戸時代にはベニバナ・アサとともに〈三草〉の一つに数えられ,日本を代表する商品作物とされた。…
※「青屋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...