日本歴史地名大系 「青海島鯨墓」の解説 青海島鯨墓おうみしまくじらばか 山口県:長門市通浦向岸寺青海島鯨墓向岸寺の北側の地にあり、国指定史跡。総高二・四メートル、幅〇・四六メートル、花崗岩の墓石の正面には「南無阿弥陀仏 業尽有情雖於不生故宿人天同証仏果」、側面には「元禄五年壬申五月願主設楽孫兵衛池永藤右衛門早川源右衛門」と彫られている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
国指定史跡ガイド 「青海島鯨墓」の解説 おおみじまくじらばか【青海島鯨墓】 山口県長門市通(かよい)にある墓碑。1692年(元禄5)に建立された鯨の胎児の墓で、かつて捕鯨基地として栄えた青海島の通(かよい)港に近い、向岸寺5世讃誉(さんよ)上人の隠居所だった清月庵観音堂にある。墓は花崗岩製で高さ約2.4m、幅0.46m。墓の背後の空き地には1692年(元禄5)から明治時代初めまでに捕獲された鯨の胎児約70体が埋葬されている。鯨の胎児の墓は全国的にも珍しく、1935年(昭和10)に国の史跡に指定された。近くには鯨位牌などがある向岸寺、くじら資料館、捕鯨の網頭の家である早川家住宅(重要文化財)がある。JR山陰本線ほか長門市駅からサンデン交通バス「通漁協前」下車、徒歩約3分。 出典 講談社国指定史跡ガイドについて 情報 Sponserd by
事典・日本の観光資源 「青海島鯨墓」の解説 青海島鯨墓 (山口県長門市)「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」指定の観光名所。 出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報 Sponserd by