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青潮 あおしお

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

青潮
あおしお

陸から海へ強い風が吹くと表層水が沖へ運ばれ,酸素が極端に少なくなった底層水が,これを補う形で陸地付近にわきあがることにより引き起こされる現象海面が白濁した青または緑に変色し,魚介類を大量に酸欠死させる。東京湾における青は,1963年ごろより発生が報告されており,湾北東部で夏から初秋にかけて頻発し大きな社会問題となっている。発生機構は,定性的にはかなり明らかであるが,定量的にはほとんど解明されていない。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

青潮

水質汚染の一種。海底付近のバクテリアが酸素を使ってプランクトン死骸(しがい)などを分解すると、水中の酸素濃度が低下し、有毒の硫化水素を含む「貧酸素水塊(ひんさんそすいかい)」が発生する。台風や強風の影響でこの水塊が海面近くに上昇すると、魚介類の大量死につながる。

(2006-03-14 朝日新聞 夕刊 1総合)

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大辞林 第三版の解説

あおしお【青潮】

海底の有機物が腐敗するときに酸素を奪われた水塊が、潮流によって海面に上昇し、硫化水素を発生させる現象。 → 赤潮

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世界大百科事典内の青潮の言及

【赤潮】より

…その色は赤潮を構成するプランクトンの種(しゆ)に固有の色素や生理状態によって赤褐色,褐色,緑色,黄緑色,青緑色などさまざまである。海域ではふつう赤潮と呼ばれるが,厄水(やくみず),青潮(あおしお),白潮(しろしお),苦潮(にがしお)などと呼ばれる場合もある。湖沼では水の華と呼ばれている。…

【大発生】より

… 魚の大発生は豊漁と呼ばれることもあり,その結果,時には大量死亡も起こりうる。赤潮は,海や湖,沼や池などの水域に植物または動物プランクトンが大発生した場合の総称で,水の華とか,色によっては青潮またはアオコとも呼ばれる。この現象は,その水域の富栄養化によって起こり,ひどい場合には魚や貝の大量死亡をまねくこともある。…

※「青潮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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