コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

底層水 ていそうすいbottom water

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

底層水
ていそうすい
bottom water

水底に接する部分の水で,大洋では普通 4000m以深の深海の水をさすが,南極海以外は深層水と底層水の区別が不明瞭である。南極海,北極海では水温2℃以下で0℃ぐらい,塩分は 34.75‰内外。底層水は南極に起源があって三大洋に移動し,その間に海水海底との熱や物質の交換の役をなすものとみられる。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

デジタル大辞泉の解説

ていそう‐すい【底層水】

水深4000メートル以上の深海の海水。北極や南極周辺で冷たい表層水が沈降し、赤道方面に広がったものとされる。

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

海の事典の解説

底層水

通常4,000m以深の深海の底層の水を指す。深層水との区別は必ずしも明確でない。しかし例えば大西洋では南極大陸周辺に起源を持つ水が、北大西洋北部 で沈降した深層水の下を海底沿いに広がっており、両者は明確に区別し得る。この水を南極底層水と呼んでいる。この南極底層水は赤道を越え中緯度の北大西洋 まで追うことができる。この言葉は、浅海や陸棚上での海底に沿った薄い水の層を指す場合にも用いられる。 (永田

出典|(財)日本水路協会 海洋情報研究センター海の事典について | 情報

大辞林 第三版の解説

ていそうすい【底層水】

海底や湖底近くにある水。一般に4000メートル 以上の深海の水をいう。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

底層水の関連キーワード深海底生物群集ウエッデル海海底堆積物氷河時代熱水噴出成層圏ニギス底層流死海青潮水塊

今日のキーワード

分水嶺

1 分水界になっている山稜(さんりょう)。分水山脈。2 《1が、雨水が異なる水系に分かれる場所であることから》物事の方向性が決まる分かれ目のたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

底層水の関連情報