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静気候学 せいきこうがく

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大辞林 第三版の解説

せいきこうがく【静気候学】

平均値などにより統計的に気候を記述する学問。統計気候学。 → 動気候学

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

静気候学
せいきこうがく
static climatology

気候が各地でそれぞれ変動しないものと考えて、気候要素の平均値を用いて記述する気候学の一分野。動気候学に対する語。通常30年の平均値(平年値)を用いることが多い。気候の地域差を生じる地理的要因(気候因子)との関係は取り扱うが、気候の成因や理論には触れないのが普通である。気候学の発展の歴史のうえで、最初に学問体系が成立したので、古典気候学や平均値気候学とよばれることもある。今日、一般に使われている気候表や気候図の多くは、静気候学の成果に基づいている。1970年代ころまで使われていた用語である。[河村 武・三上岳彦]
『福井英一郎著『気候学概論』(1961・朝倉書店) ▽吉野正敏著『自然地理学講座2 気候学』(1978・大明堂)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の静気候学の言及

【気候学】より

…別の基準で分類すれば,物理的気候学と地理的気候学とになる。系統的気候学は,さらに静気候学(統計気候学),動気候学(気団に注目する気団気候学,天候の推移に注目する天候気候学,天気図に注目する総観気候学などに細分),古気候学(過去の時代の気候変化などを研究する分野),応用気候学に分けられる。また,研究対象となる現象の大きさによって大気候学,中気候学,小気候学,微気候学などに分けられる。…

※「静気候学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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