非連結子会社

共同通信ニュース用語解説 「非連結子会社」の解説

非連結子会社

一般的には経営権支配している会社、厳密には出資比率が50%を超える会社を子会社と呼ぶ。企業業績判断するには子会社も注視する必要があるため、上場企業にはグループ全体の財務内容を反映させる連結会計制度が導入されている。全ての子会社を連結決算対象に含めるのが原則だが/(1)/親会社の支配が一時的/(2)/資産が乏しくグループ全体への影響が少ない―場合などは、親会社の判断で非連結にすることができる。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

株式公開用語辞典 「非連結子会社」の解説

非連結子会社

連結の範囲では子会社と判断されるが、連結子会社には該当しない会社のこと。資産、売上高等を考慮して、連結の範囲から除いても、企業グループ全体の財務状態、および経営成績に関する合理的な判断を妨げない程度に重要性に乏しい会社などは、連結の範囲に含めないことができる。非連結子会社や関連会社であっても、企業グループ全体の業績に影響を与えるケースも考えられるので、非連結子会社や関連会社の状況も反映させるための会計方法として、持分法がある。ただし連結と持分法が、連結財務諸表上の当期損益および純資産に与える影響は同じである。

出典 株式公開支援専門会社(株)イーコンサルタント株式公開用語辞典について 情報

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android