靫葛(読み)ウツボカズラ

デジタル大辞泉 「靫葛」の意味・読み・例文・類語

うつぼ‐かずら〔‐かづら〕【×葛】

ウツボカズラ科の食虫植物蔓性つるせいの多年草。葉は長さ10~15センチで、裏面褐色の毛があり、先が円筒形の袋となっていて虫を捕らえる。雌雄異株。枝の先に黒紫色の花を総状に密生する。同科には約80種あり、中国・インドシナ・マレーシアからオーストラリアにかけて分布。日本では温室栽培

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精選版 日本国語大辞典 「靫葛」の意味・読み・例文・類語

うつぼ‐かずら‥かづら【靫葛】

  1. 〘 名詞 〙 ウツボカズラ科の多年生食虫植物。東南アジア原産で、日本では温室で栽培する。葉は長楕円形で、その葉の長くのびた主脈先端に円筒形の捕虫嚢を有し、底に消化液分泌。中にはいった虫を溶かし、養分とする。常緑のつる性植物で、長さは一~二メートル。花は黒紫色で総状に密集して咲く。漢名猪籠草

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動植物名よみかた辞典 普及版 「靫葛」の解説

靫葛 (ウツボカズラ)

学名Nepenthes rafflesiana
植物。ウツボカズラ科の常緑つる植物,園芸植物

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