音曲力草(読み)おんぎょくちからぐさ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「音曲力草」の意味・わかりやすい解説

音曲力草
おんぎょくちからぐさ

地歌三弦楽譜。宝暦 12 (1762) 年大坂北村屋喜八郎刊,佐助編,大庭巴流序。横本1冊本。端唄 10曲について,歌詞左側に三弦の弦名を数字示し,さらにその左側に,勘所と演奏法および音型を独特の記号で示したもの。題簽には,音曲の2字は角書 (つのがき) で,ただ『ちから草』とあり,内題にはただ『力草』と記される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android