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題簽 ダイセン

5件 の用語解説(題簽の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

だい‐せん【題×簽】

和漢の書籍の表紙に題名などを記してはる細長い紙片または布片。外題紙(げだいがみ)。貼(は)り外題。

出典|小学館
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百科事典マイペディアの解説

題簽【だいせん】

日本や中国の書物で表紙に書名を記す場合,直接表紙に書かないで,短ざく形の小紙片,布などをはってそれに書名を記すことがある。この時の小紙片を題簽という。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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世界大百科事典 第2版の解説

だいせん【題簽 tí qiān】

文書の題名を記した縦長の紙や布の札をいう。中国では古くは象牙,木,竹などが用いられた。巻物の形をとった巻子本(かんすぼん)では表紙の左につけられ,古いものでは4世紀ころのものと推定される象牙の題簽が現存する。唐まではもっぱら巻子本であったが,唐代末になるとようやく紙を折りたたんで本の形にする折本(おりほん)になり,折本では中央に,次に出た冊子本では左端に貼るのが普通である。江戸時代の和本では冊子本でも中央に貼ることがある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

だいせん【題簽】

和漢書の表紙に書名を記して貼りつける細長い小さな紙や布。外題紙げだいがみ
書物の表紙につけられた題名・題字。

出典|三省堂
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図書館情報学用語辞典の解説

題簽

「だいせん」と読む.和漢書の表紙に貼られる小紙片で,書名や巻数などが示される.日本の刊本の題簽には短冊型と方型のものがあり,前者は一般に表紙左側上方に貼ることが多いが,方型の題簽は表紙中央上部に貼る.両者を同時に表紙に貼ることもある.題簽の文字が手書きの場合は書き題簽というのに対して,文字が印刷されている場合は印刷題簽である.印刷題簽の場合,文字だけを印刷するものと,文字の外周に枠を持つもの,さらに,江戸時代後期の読本や草双紙などでは,題簽に絵を加えることもある.これを絵題簽という.

出典|図書館情報学用語辞典 第4版
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世界大百科事典内の題簽の言及

【製本】より

…つぎに表紙の裏側中央部に少量の糊をつけ,その上に中身をのせ,竹べらを用いて背,天地,前小口の順で表紙を中身との間に折り込む。表裏とも表紙をかけ終わったら,表紙と中身の間の前小口に幅6mmほど糊入れし,背にそって4ヵ所を絹糸でとじ,標題紙(題簽(だいせん)または外題(げだい)ともいう)をはる。標題紙の幅は,本の大きさによって一定しない。…

【表紙】より

…仮製本や雑誌では,厚手の1枚の紙だけを用いて前後の表紙とする〈くるみ表紙〉が多い。またほとんどの場合表紙にはその本の題名が示されるが,これを表題,または外題(げだい)といい,これを小紙片に印刷・手書きして表紙にはりつけることもあるが,この小紙片を題簽(だいせん)という。製本【上田 弘】。…

※「題簽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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