順芸(読み)じゅんげい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「順芸」の解説

順芸 じゅんげい

1785-1847 江戸時代後期の僧。
天明5年生まれ。越前(えちぜん)(福井県)の真宗大谷派浄勝寺の住職深励(じんれい)にまなぶ。文政10年(1827)京都建仁(けんにん)寺で同寺蔵の高麗版大蔵経により黄檗(おうばく)版大蔵経の校訂をはじめ,天保7年に完成。和歌をよくし,頼山陽親交があった。弘化(こうか)4年9月29日死去。63歳。越前出身。字(あざな)は志道。号は丹山,烏山など。著作に「称名信楽二願希決」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android