哺乳(ほにゅう)動物の顔の側面の部分、すなわち目、耳介(じかい)、鼻、口、下顎(かがく)下縁に囲まれた部分で、「ほほ」ともいう。頬はヒトにおいてもっとも発達している。
ヒトの場合、頬の内部では主として頬筋(きょうきん)が頬の形をつくっている。この筋は表情筋に属し、とくに口唇の筋と密接な関係があり、頬を歯に押し付けて舌とともにそしゃくを助けるほか、息を吹き出す働きもする(このため、頬筋はそしゃく補助筋ともよばれる)。頬の内面の粘膜には耳下腺(せん)の開口部(耳下腺乳頭)も観察できるほか、頬腺にも触れることができる。頬の膨らみには個人差があるが、これは頬脂肪体の量の差によっている。また、頬に生じる「えくぼ」は、表情筋の一部が皮膚に付着しているために、筋の収縮によって頬の皮膚が引き込まれるためである。えくぼは皮下脂肪の多い子供や女性に多い。なお、頬骨とは、眼窩(がんか)下縁の下外側部をつくる骨で、頬骨弓で外耳孔上縁に連絡する。
[嶋井和世]
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...
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