願わしい(読み)ネガワシイ

デジタル大辞泉 「願わしい」の意味・読み・例文・類語

ねがわし・い〔ねがはしい〕【願わしい】

[形][文]ねがは・し[シク]願うところである。そうなってほしい。「皆が協力し合うことが―・い」
[類語]万万ばんばんやまやま望むらくは望ましい思わしい好ましい好もしい申し分ない程好い好個絶好最適

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精選版 日本国語大辞典 「願わしい」の意味・読み・例文・類語

ねがわし・いねがはしい【願】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]ねがは〘 形容詞シク活用 〙 ( 動詞「ねがう(願)」の形容詞化 ) 望むところを乞い願う状態、ほしいと思う状態であるさま。また、心にかなうさま。のぞましい。
    1. [初出の実例]「世尊願楽(ネガハシク)して聞かまく欲はし」(出典:山田本妙法蓮華経平安初期点(830頃))
    2. 「この世に生まれては、ねがはしかるべき事こそ多かめれ」(出典:徒然草(1331頃)一)

願わしいの派生語

ねがわし‐さ
  1. 〘 名詞 〙

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