望むらくは(読み)ノゾムラクハ

デジタル大辞泉 「望むらくは」の意味・読み・例文・類語

のぞむらく‐は【望むらくは】

[連語]《「恐らくは」などの類推から、動詞「望む」に接尾語「らく」と係助詞「は」の付いたもの》望むことは。願わくは。どうか…であってほしい。「望むらくは子らのすこやかに育たんことを」
[類語]万万ばんばんやまやま望ましい願わしい思わしい良い好ましい好もしい申し分ない程良い好個絶好最適

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「望むらくは」の意味・読み・例文・類語

のぞむらく‐は【望は】

  1. 〘 連語 〙 ( 動詞「のぞむ(望)」に体言化する接尾語「らく」、さらに係助詞「は」の付いたもの。副詞的に用いられる ) 以下に述べることが希望内容であることを表わす。望むことは。願うところは。どうか…であるように。なにとぞ。
    1. [初出の実例]「望(ノゾ)むらくは再思を加へ政府帰順あらん事を」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉七)

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