デジタル大辞泉
「思わしい」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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おもわし・いおもはしい【思】
- 〘 形容詞口語形活用 〙
[ 文語形 ]おもは
し 〘 形容詞シク活用 〙 ( 動詞「おもう(思)」を形容詞化したもの ) - ① 心に何かを思っている状態である。→ものおもわしい。
- [初出の実例]「ほれぼれしく、物のみおもはしき身になりはてて」(出典:御伽草子・ちごいま(古典文庫所収)(室町末))
- ② 好ましいと感じる。よいと考える。また、ある人をいとおしく感じる。
- [初出の実例]「いとおもはしかりける女に」(出典:兼盛集(990頃)詞書)
- ③ 想像される。推測される。
- [初出の実例]「道庁から退けて来た人、郵便局、裁判所を出た人、さう思はしい人々が弁当の包みを小脇に抱へて」(出典:星座(1922)〈有島武郎〉)
思わしいの派生語
おもわし‐げ- 〘 形容動詞ナリ活用 〙
思わしいの派生語
おもわし‐さ- 〘 名詞 〙
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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