顰みに倣う(読み)ヒソミニナラウ

精選版 日本国語大辞典 「顰みに倣う」の意味・読み・例文・類語

ひそみ【顰】 に 倣(なら)

  1. ( 中国春秋時代の越の美女西施が病んで咳きこみながら顔をしかめたさまを美しいものとして、みんながその顔をまねたという「荘子‐天運」に見える故事から ) 事のよしあしを考えず、いたずらに人まねをする。また、人にならって事をするのを謙遜していう。顰(ひん)に倣う。ひそみを学ぶ。
    1. [初出の実例]「当時の戯作者輩の顰(ヒソミ)に傚(ナラ)ふ安っぽい著述に有ず」(出典西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む