顰みに倣う(読み)ヒソミニナラウ

精選版 日本国語大辞典 「顰みに倣う」の意味・読み・例文・類語

ひそみ【顰】 に 倣(なら)

  1. ( 中国春秋時代の越の美女西施が病んで咳きこみながら顔をしかめたさまを美しいものとして、みんながその顔をまねたという「荘子‐天運」に見える故事から ) 事のよしあしを考えず、いたずらに人まねをする。また、人にならって事をするのを謙遜していう。顰(ひん)に倣う。ひそみを学ぶ。
    1. [初出の実例]「当時の戯作者輩の顰(ヒソミ)に傚(ナラ)ふ安っぽい著述に有ず」(出典西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む