風早公紀(読み)かざはや きんこと

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「風早公紀」の解説

風早公紀 かざはや-きんこと

1841-1905 幕末-明治時代の公卿(くぎょう),神職
天保(てんぽう)12年8月21日生まれ。風早実豊の長男。元治(げんじ)元年(1864)福原越後らが長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩主毛利敬親(たかちか)の赦免(しゃめん)を嘆願するため兵をひきいて京都にはいろうとした際,彼らの嘆願をいれるよう朝廷建言。維新後,宮中につかえる。のち氷川神社,橿原(かしはら)神宮などの宮司(ぐうじ)。明治38年2月28日死去。65歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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