風破窓を射る(読み)カゼハソウヲイル

デジタル大辞泉 「風破窓を射る」の意味・読み・例文・類語

かぜ破窓はそう

杜荀鶴「旅中臥病詩」から》破れた窓から風が吹き込むような、貧しいわび住まいのさま。
[類語]食うや食わず手鍋を提げる借金を質に置く火が降る提灯程の火が降る火を吹く力も無い貧に迫る貧乏の花盛り紙子四十八枚赤貧洗うが如し釜中ふちゅううおしょう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「風破窓を射る」の意味・読み・例文・類語

かぜ【風】 破窓(はそう)を射(い)

  1. ( 杜荀鶴の「旅中臥病詩」の「風射破窓灯易滅、月穿疎屋夢難成」による ) 窓が破れているために風が吹き込む。貧しいわび住まいのさま。
    1. [初出の実例]「風破窓を射て燈きえ易く」(出典:謡曲・芭蕉(1470頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む