デジタル大辞泉 「風破窓を射る」の意味・読み・例文・類語 風かぜ破窓はそうを射いる 《杜荀鶴「旅中臥病詩」から》破れた窓から風が吹き込むような、貧しいわび住まいのさま。[類語]食うや食わず・手鍋を提げる・借金を質に置く・火が降る・提灯程の火が降る・火を吹く力も無い・貧に迫る・貧乏の花盛り・紙子四十八枚・赤貧洗うが如し・釜中ふちゅう魚うおを生しょうず 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「風破窓を射る」の意味・読み・例文・類語 かぜ【風】 破窓(はそう)を射(い)る ( 杜荀鶴の「旅中臥病詩」の「風射二破窓一灯易レ滅、月穿二疎屋一夢難レ成」による ) 窓が破れているために風が吹き込む。貧しいわび住まいのさま。[初出の実例]「風破窓を射て燈きえ易く」(出典:謡曲・芭蕉(1470頃)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例