デジタル大辞泉 「釜中魚を生ず」の意味・読み・例文・類語 釜中ふちゅう魚うおを生しょうず 《「後漢書」独行伝の、范冉はんぜんが長い間飯をたかなかったため、釜にぼうふらがわいたという故事から》非常に貧しいことのたとえ。[類語]食うや食わず・手鍋を提げる・借金を質に置く・火が降る・提灯程の火が降る・火を吹く力も無い・貧に迫る・貧乏の花盛り・紙子四十八枚・赤貧洗うが如し・風破窓はそうを射る 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「釜中魚を生ず」の意味・読み・例文・類語 ふちゅう【釜中】 魚(うお)を生(しょう)ず ( 「後漢書‐独行伝・范冉」の「甑中生レ塵范史雲、釜中生レ魚范莱蕪」による。かまを久しく使わなかったので中にぼうふらがわく意から ) きわめて貧しいことのたとえ。釜魚甑塵(ふぎょそうじん)。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例