借金を質に置く(読み)シャッキンヲシチニオク

デジタル大辞泉 「借金を質に置く」の意味・読み・例文・類語

借金しゃっきんしち・く

借金しか質草にできないほど貧乏する。
無理な金銭工面をする。「欲しいとなれば―・いても買おうという骨董好きだ」
[類語](1食うや食わず手鍋を提げる火が降る提灯程の火が降る火を吹く力も無い貧に迫る貧乏の花盛り紙子四十八枚赤貧洗うが如し破窓はそうを射る釜中ふちゅううおしょう

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精選版 日本国語大辞典 「借金を質に置く」の意味・読み・例文・類語

しゃっきん【借金】 を 質(しち)に置(お)

  1. 借金のほかには質草もないほど、無理な金銭の工面(くめん)をする。
    1. [初出の実例]「借金(シャッキン)を質にをくとは女房自腹を切る時の捨言葉にして」(出典洒落本・京伝予誌(1790)通用)

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