貧乏の花盛り(読み)ビンボウノハナザカリ

デジタル大辞泉 「貧乏の花盛り」の意味・読み・例文・類語

貧乏びんぼう花盛はなざか

ますます貧乏になることのたとえ。
「昔より食酒けざけを飲む者は―といふ事あり」〈浮・胸算用・五〉
[類語]食うや食わず手鍋を提げる借金を質に置く火が降る提灯程の火が降る火を吹く力も無い貧に迫る紙子四十八枚赤貧洗うが如し破窓はそうを射る釜中ふちゅううおしょう

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精選版 日本国語大辞典 「貧乏の花盛り」の意味・読み・例文・類語

びんぼう【貧乏】 の 花盛(はなざか)

  1. このうえもない貧乏をいう。
    1. [初出の実例]「むかしより食酒(けざけ)を呑む者はびんぼうの花ざかりといふ事有」(出典浮世草子世間胸算用(1692)五)

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