飯子菜(読み)ママコナ

デジタル大辞泉 「飯子菜」の意味・読み・例文・類語

ままこ‐な【飯子菜】

ハマウツボ科半寄生性一年草山地に生え、高さ約50センチ。長卵形の葉が対生する。夏、紅紫色唇形の花を総状につける。名は、若い種子米粒に似るからとも、下唇に米粒状の白斑があるからともいう。

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精選版 日本国語大辞典 「飯子菜」の意味・読み・例文・類語

ままこ‐な【飯子菜】

  1. 〘 名詞 〙 ゴマノハグサ科の半寄生一年草。北海道南部、本州四国、九州の山地の日当たりのよいところに生える。高さ三〇~五〇センチメートル。枝は濃紫色。葉は長卵形で先がとがり短柄をもち対生。梢葉の縁に鋸歯がある。六~八月、枝先に紫紅色または白色の筒状唇形花が密に集まって穂状に咲く。花には飯粒状の白い斑点が二つある。果実は長卵形の蒴果で、黒褐色の二個の種子がある。〔物品識名(1809)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「飯子菜」の解説

飯子菜 (ママコナ)

学名Melampyrum roseum var.japonicum
植物。ゴマノハグサ科の一年生半寄生植物

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