首を突っ込む(読み)クビヲツッコム

デジタル大辞泉 「首を突っ込む」の意味・読み・例文・類語

くび・む

関心興味をもって、その事に関係をもつ。また、ある事に深入りする。
[類語]手を出す乗り出す食指が動く触手を伸ばす手を延ばす手を広げる手を染めるちょっかいを出す

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「首を突っ込む」の意味・読み・例文・類語

くび【首】 を 突(つ)っ込(こ)

  1. 関心、興味をもち、その事に関係する。仲間に加わる。
    1. [初出の実例]「三四年前から政治社会に首(クビ)突込(ツキコ)んだ当世風の何でも屋である」(出典湯女(1898)〈内田魯庵〉)
  2. その事に深入りする。没入する。
    1. [初出の実例]「富家に出入して、その家事に首をつっ込んだらオタイコ医者だろうが」(出典:第2ブラリひょうたん(1950)〈高田保〉町医者)

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