旺文社世界史事典 三訂版 「馬 融」の解説
馬 融
ばゆう
中国後漢 (ごかん) の学者
字 (あざな) は季長。陝西 (せんせい) の人。学者として任官させられ,安帝のとき地方官となった。経書 (けいしよ) の訓詁 (くんこ) 的研究を行い,鄭玄 (じようげん) ・盧植 (ろしよく) らの学者を育てた。『春秋三伝異同説』を著し,『孝経』『論語』『詩経』『易経』『尚書』など多くの書物の注を残したとされる訓詁学の祖。
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