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馮雪峰 ふうせっぽう Feng Xue-feng

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

馮雪峰
ふうせっぽう
Feng Xue-feng

[生]光緒29(1903).6.2.
[没]1976.1.31.
中国の文学評論家。「ひょうせつほう」とも読む。浙江省義烏県の人。詩人として出発したが,のち共産党に入党してマルクス主義文学理論を研究,1928年『革命と知識階級』を発表。同年魯迅を知って協力するようになり,左翼作家連盟の主幹にもなった。

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世界大百科事典 第2版の解説

ふうせっぽう【馮雪峰 Féng Xuě fēng】

1903‐76
中国の詩人,文芸理論家。筆名は雪峰,画室,呂克玉など。浙江省義烏県生れ。杭州師範卒業後,日本へ留学。1927年に中国共産党党員となったが,37年に離党。マルクス主義文芸理論に関する外国書を多数翻訳した。上海で魯迅を知り,国防文学論争,中国左翼作家聯盟などにおいてしばしば文学活動を共にする。人民共和国成立後は人民文学出版社社長,文芸報編集長を務めたが,58年に〈右派〉と断定され,死後に名誉を回復された。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

馮雪峰
ふうせっぽう / フォンシュエフォン
(1903―1976)

中国の文芸評論家。浙江(せっこう)省義烏出身。浙江第一師範在学中に詩作を開始した。1927年中国共産党に入党、20年代末、マルクス主義芸術論の文献を精力的に翻訳し、これを通じて魯迅(ろじん)と知り合いその信頼を得た。30年代には左翼作家連盟に参加、33年江西ソビエトに移り、長征に参加、36年ふたたび上海(シャンハイ)に戻り、国防文学論争では魯迅とともに周揚らと対立した。抗日戦後期には国民党により収容所に入れられた。解放後しばらくは『文芸報』編集長、作家協会副主席を務め、魯迅研究をはじめ活発な評論活動を行ったが、57年「右派」とされて失脚、76年1月31日死去。死後の79年に名誉を回復した。著作には『魯迅論及其他』(1940)、『回憶魯迅』(1952)、『雪峰寓言(ぐうげん)三百篇(ぺん)』(1949)などがあり、『雪峰文集』全4巻(1981―85)が刊行されている。[丸山 昇]

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世界大百科事典内の馮雪峰の言及

【《紅楼夢研究》批判】より

…唯物論思想を,古典《紅楼夢》研究にどう具体的に適用するか,学術権威を無名の青年が批判し,それを毛沢東が1954年10月16日手紙を書いて支持する形で繰り広げた運動。批判論文を採用するかどうかの手続問題から,馮雪峰(ふうせつぽう)らの《文芸報》編集部自己批判をも引きおこした。胡適の《紅楼夢考証》(新紅学)の系統を継ぐ兪平伯(ゆへいはく)は《紅楼夢研究》《紅楼夢簡論》などで,《紅楼夢》を色即是空を表す観念小説で,作者曹雪芹の嘆きの自伝とみなした。…

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