事典 日本の地域ブランド・名産品 「駿河蒔絵」の解説
駿河蒔絵[漆工]
するがまきえ
静岡市で製作されている。江戸時代後期の1828(文政11)年頃に駿府に住む漆塗師・中川専蔵が蒔絵技術を修得して漆器にとり入れたのが始まりという。伝統的な蒔絵に今日の斬新な図案と伝統技術を結合させて、産地の特色が生みだされている。主に硯箱・盆・文庫・宝石箱などを製作。静岡県郷土工芸品。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報