高卑(読み)コウヒ

デジタル大辞泉 「高卑」の意味・読み・例文・類語

こう‐ひ〔カウ‐〕【高卑】

高いことと低いこと。高低
尊いことといやしいこと。貴賤

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精選版 日本国語大辞典 「高卑」の意味・読み・例文・類語

こう‐ひ カウ‥【高卑】

〘名〙 高いことと低いこと。
① 空間的に高いことと低いこと。
菅家後集(903頃)元年立春「浅深何水氷猶結、高卑無山雪不一レ消」 〔礼記月令
身分地位などが高貴なことと卑賤(ひせん)なこと。また、高級なことと低級なこと。
日本後紀‐延暦二三年(804)四月丁卯「自今以後、浅杉染、不高卑、宜特聴一レ之」

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普及版 字通 「高卑」の読み・字形・画数・意味

【高卑】こう(かう)ひ

高下。高低。〔礼記、月令〕(孟冬の月)是のや、~喪紀を飭(ととの)へ、衣裳を辨(わきま)へ、棺椁厚、塋(えい)(墓)丘(きうろう)の大小高・厚の度、貴賤の等を審(つまび)らかにす。

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