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木村芥舟 きむらかいしゅう

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

木村芥舟
きむらかいしゅう

[生]天保1(1830).2.5. 江戸
[没]1901.12.9. 東京
江戸時代末期の軍艦奉行。名を喜毅 (よしたけ) ,字を天模,号を楷堂といい,隠居後,芥舟と称した。浜御殿奉行木村喜彦の子。浜御殿奉行見習,浜添奉行,講武所出役,西丸目付を経て,安政2 (1855) 年9月,一躍目付に昇進,図書 (ずしょ) と称する。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

木村芥舟 きむら-かいしゅう

1830-1901 幕末の武士。
文政13年2月5日生まれ。幕臣。軍艦奉行となり,万延元年遣米使節の随伴艦咸臨丸(かんりんまる)の提督として勝海舟らとともに太平洋を往復。のち開成所頭取,軍艦奉行,海軍所頭取を歴任。維新後は詩作,著述にしたしんだ。明治34年12月9日死去。72歳。名は喜毅(よしたけ)。通称は勘助,摂津守。著作に「三十年史」。

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朝日日本歴史人物事典の解説

木村芥舟

没年:明治34.12.9(1901)
生年:天保1.2.5(1830.2.27)
幕末の幕府官僚。実名は喜毅。微禄の旗本木村喜彦の子。嘉永1(1848)年昌平黌の学問吟味に乙科及第,阿部正弘の人材登用政策により安政3(1856)年目付,長崎で海軍伝習生の監督に当たる。同6年軍艦奉行,翌万延1(1860)年,提督として咸臨丸に乗船,勝海舟,小野友五郎,赤松大三郎,福沢諭吉らを伴って太平洋を横断。諭吉との交友はこのときに始まる。文久3(1863)年9月,海軍の拡張を建議し容れられず辞職。翌年開成所頭取,次いで目付。慶応1(1865)年11月,貿易の取り締まり強化に反対して辞職。翌年軍艦奉行並,明治1(1868)年2月海軍所頭取,同年3月勘定奉行となり,江戸開城の善後処理に当たる。新政府に出仕を勧められたが応ぜず,6月辞表提出。7月隠居して芥舟と号した。以来,野にあって詩文に親しみ,同25年,幕末の政治,外交を内容とする『三十年史』を世に送る。福沢が序文を寄せ「木村旧軍艦奉行の従僕福沢諭吉」と自署した。<参考文献>『木村摂津守喜毅日記』

(井上勲)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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世界大百科事典 第2版の解説

きむらかいしゅう【木村芥舟】

1830‐1901(天保1‐明治34)
江戸末期の軍艦奉行。諱(いみな)は喜毅,明治後の名は毅,芥舟は号。江戸の浜奉行の家に生まれ,1855年(安政2)講武所出役,56年目付と,非常時人材登用のコースに乗り,長崎に派遣されて海軍伝習を監督した。59年に軍艦奉行となり,60年(万延1)の咸臨丸による渡米の最高責任者であった。その下の指揮役が勝海舟である。しかし66年(慶応2)には立場が逆転し,明治以後は《海軍歴史》など海舟の著述の史料整理に従った。

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大辞林 第三版の解説

きむらかいしゅう【木村芥舟】

1830~1901) 江戸末期の軍艦奉行。名は喜毅。芥舟は号。江戸の浜奉行の家に生まれる。1860年、遣米使節の咸臨かんりん丸の司令官として太平洋を横断。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

木村芥舟
きむらかいしゅう

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