高枝王(読み)たかえのおう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高枝王」の解説

高枝王 たかえのおう

802-858 平安時代前期の公卿(くぎょう)。
延暦(えんりゃく)21年生まれ。伊予(いよ)親王の第2王子。桓武(かんむ)天皇の孫。大同(だいどう)2年父の謀反の罪で兄弟とともに遠流となったが,弘仁(こうにん)元年嵯峨(さが)天皇の即位による恩赦をうけ京都にかえる。のち従三位にすすみ,大蔵卿,宮内卿を歴任した。天安2年5月死去。57歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android