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高砂浦五郎(初代) たかさご うらごろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

高砂浦五郎(初代) たかさご-うらごろう

1839*-1900 明治時代の力士。
天保(てんぽう)9年11月20日生まれ。明治2年入幕,前名は高見山大五郎最高位は前頭筆頭。6年改革運動をおこして相撲会所(現日本相撲協会)を除名され,名古屋で高砂改正組を組織(高砂事件)。11年和解して復帰し,取締として相撲界の改革につとめた。明治33年4月8日死去。63歳。上総(かずさ)(千葉県)出身。本名は山崎伊之助。

出典|講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて | 情報 凡例

朝日日本歴史人物事典の解説

高砂浦五郎(初代)

没年:明治33.4.4(1900)
生年:天保9.11.20(1839.1.5)
明治期の力士。相撲界の近代化に尽くした。上総国(千葉県)山辺郡大豆谷生まれ。本名山崎伊之助。阿武松の門に入り,明治2(1869)年入幕,6年まで幕内力士(前頭筆頭)として活躍。同年の岐阜巡業中に力士の待遇改善を求めて行動を起こし,同志を代表して交渉役を務めた。これにより会所(協会)から他の数名と共に除名され,やむなく名古屋で高砂改正組を組織して東京に対抗(高砂事件)。4年余の苦闘の末,11年会所と和解し合併。のち,正取締に選ばれ,22年会所を東京大角力協会と改称。指導者としての本領を発揮,次々と旧弊を打破し,今日の大相撲興行の原型となる諸々の制度を確立した。のちに永年取締に推されるが,権力争いの種になることを恐れて辞退した。門下から西ノ海嘉治郎(初代),小錦八十吉の2横綱らが出た。

(木村庄之助28代)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について | 情報

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