高砂浦五郎(読み)たかさご うらごろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高砂浦五郎」の解説

高砂浦五郎(初代) たかさご-うらごろう

1839*-1900 明治時代力士
天保(てんぽう)9年11月20日生まれ。明治2年入幕,前名は高見山大五郎最高位前頭筆頭。6年改革運動をおこして相撲会所(現日本相撲協会)を除名され,名古屋で高砂改正組を組織(高砂事件)。11年和解して復帰し,取締として相撲界の改革につとめた。明治33年4月8日死去。63歳。上総(かずさ)(千葉県)出身本名は山崎伊之助。

高砂浦五郎(2代) たかさご-うらごろう

1851-1914 明治時代の力士。
嘉永(かえい)4年2月20日生まれ。初代高砂に入門して響矢宗五郎を名のる。明治15年高見山とあらため,関脇にまですすむ。初代没後2代目を襲名,取締をつとめた。大正3年7月4日死去。64歳。上総(かずさ)(千葉県)出身。本名は今関宗次郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「高砂浦五郎」の解説

高砂 浦五郎(初代) (たかさご うらごろう)

生年月日:1839年11月20日
明治時代の力士。東京大角力協会正取締
1900年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

放射冷却

地表面や大気層が熱を放射して冷却する現象。赤外放射による冷却。大気や地球の絶対温度は約 200~300Kの範囲内にあり,波長 3~100μm,最大強度の波長 10μmの放射線を出して冷却する。赤外放射...

放射冷却の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android