高砂熱学工業(読み)たかさごねつがくこうぎょう(英語表記)Takasago Thermal Engineering Co., Ltd.

百科事典マイペディア 「高砂熱学工業」の意味・わかりやすい解説

高砂熱学工業[株]【たかさごねつがくこうぎょう】

空調工事メーカーの国内トップ。1919年高砂工業が暖房工事部を創業。1923年その権利義務を継承し,高砂暖房工事として設立。1943年現社名改称。エロフィンヒータ,国産工業用冷却塔,高温水暖房等,数多くの国産第1号を製作・販売。技術力が高く,世界的な開発実績も多い。総合エンジニアリングへ多角化し,近年ではアジア展開も行っている。本社東京。2011年資本金131億円,2011年3月期売上高2131億円。売上構成(%)は,設備工事97,設備機器の製造・販売3。海外売上比率6%。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「高砂熱学工業」の解説

高砂熱学工業

正式社名「高砂熱学工業株式会社」。英文社名「Takasago Thermal Engineering Co., Ltd.」。建設業。大正12年(1923)「高砂煖房工事株式会社」設立。昭和18年(1943)現在の社名に変更。本社は東京都千代田区神田駿河台。空調設備工事会社。業界最大手。子会社で設備機器の製造・販売や不動産事業を展開。東京証券取引所第1部上場。証券コード1969。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「高砂熱学工業」の意味・わかりやすい解説

高砂熱学工業
たかさごねつがくこうぎょう
Takasago Thermal Engineering Co., Ltd.

空調設備工事会社。1923年に高砂煖房工事として設立。1943年現社名に変更。2014年建物設備管理会社の丸誠完全子会社化ビルやデパート,駅舎などの大規模建築のほか,電子部品や薬品製造工場のクリーンルームの空調設備も手がける。中国シンガポールなどアジアを中心に海外拠点を置く。

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