高階幸造(読み)タカシナ コウゾウ

20世紀日本人名事典 「高階幸造」の解説

高階 幸造
タカシナ コウゾウ

明治・大正期の神官 広田神社宮司



生年
元治1年8月(1864年)

没年
大正11(1922)年1月

出生地
但馬国豊岡(兵庫県)

経歴
但馬豊岡藩士の三男に生まれる。明治13年郷里の村社に奉仕し、21年兵庫県皇典講究所理事兼教授となり、分所新築事業を担当する。全国神職会の創立に参画し、31年総務委員、幹事となる。大阪の四条畷神社宮司、兵庫の伊和神社宮司を歴任し、36年広田神社宮司となり、ついで兵庫県神職督務所長ならびに皇典講究分所所長を務めた。著書に「神皇事蹟」「祭文私稿」「広田神社誌」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高階幸造」の解説

高階幸造 たかしな-こうぞう

1864-1922 明治-大正時代の神職。
元治(げんじ)元年8月生まれ。但馬(兵庫県)豊岡藩士の子。明治21年兵庫県皇典講究所理事兼教授。全国神職会の創立に参加し,31年総務委員,幹事となる。大阪の四条畷(しじょうなわて)神社,兵庫の伊和神社,広田神社の宮司を歴任。大正11年1月死去。59歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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