鬱する(読み)ウッスル

デジタル大辞泉 「鬱する」の意味・読み・例文・類語

うっ・する【鬱する】

[動サ変][文]うっ・す[サ変]心がふさぎ、気持ちが晴れ晴れしない。心が沈む。「なんとなく気が―・する」
[類語]塞ぐ塞がる結ぼれる沈む滅入めい曇る鬱屈うっくつする鬱結うっけつする消沈するしょげるしょげ返るふさぎこむ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鬱する」の意味・読み・例文・類語

うっ‐・する【鬱】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 サ行変 〙
    [ 文語形 ]うっ・す 〘 自動詞 サ行変 〙 心がはれずふさがる。憂鬱になる。
    1. [初出の実例]「君子と小人とにむかふ時、心と行と二になり、人前・独居又内外あり。これを一にせんとすれば、心すくみ気鬱(ウツ)するがごとし」(出典集義和書(1676頃)一一)
    2. 「責られるにゃア何分うっす」(出典:滑稽本・戯場粋言幕の外(1806)上)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 サ行変 〙
    [ 文語形 ]うっ・す 〘 他動詞 サ行変 〙
    1. ふさぐ。閉じる。
    2. (麹などを)むす。ねかす。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む