悄気返る(読み)ショゲカエル

デジタル大辞泉 「悄気返る」の意味・読み・例文・類語

しょげ‐かえ・る〔‐かへる〕【×悄気返る】

[動ラ五(四)]すっかりしょげてしまう。しょげこむ。「大金を落として―・る」
[類語]塞ぐふさがる結ぼれる沈む滅入めい曇るうつする鬱屈うっくつする鬱結うっけつする消沈するしょげるふさぎこむ物憂いびんびんせつせつ痛切切実深刻ひしひしつくづくしみじみじいん心から哀切哀れ悲しい物悲しいうら悲しいせつないつらい痛ましい悲愴悲痛悲傷沈痛苦しい憂い耐えがたいしんどい苦痛やりきれないたまらない遣る瀬ない断腸の思い胸を痛める胸が痛む胸が塞がるけだるいアンニュイ胸が裂ける胸が張り裂ける胸がつかえる胸が潰れる胸がつまる気を揉む重苦しい気遣わしい憂鬱憂愁沈鬱メランコリー気鬱気塞ぎ鬱鬱陰鬱暗鬱鬱気うっき鬱悶うつもん鬱積抑鬱憂さ鬱陶しい悶悶もんもん

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精選版 日本国語大辞典 「悄気返る」の意味・読み・例文・類語

しょげ‐かえ・る‥かへる【悄気返】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 すっかりしょげてしまう。ひどくしょげる。しょげこむ。
    1. [初出の実例]「北八たちまちしょげかへりて」(出典:滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)六)

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