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塞がる フサガル

デジタル大辞泉の解説

ふさが・る【塞がる】

[動ラ五(四)]
あいていた箇所が詰まる。すき間や穴がなくなる。「家が建って空き地が―・る」
物が詰まって通じなくなる。また、物がじゃまをして通れなくなる。「下水管がごみで―・る」「道が落石で―・る」
開いていたものが閉じた状態になる。「袋の口がやっと―・る」「あいた口が―・らない」
他のものに占められていて、使うことができない。いっぱいであきがない。「手が―・っている」「部屋は全部―・っている」
心が、ある感情でいっぱいに占められる。「悲しみで胸が―・る」
ふさがり2角に当たる。「が―・っている」

ふたが・る【塞がる】

[動ラ四]
いっぱいになる。ふさがる。
「胸―・りて嘆く」〈かげろふ・中〉
方塞(かたふた)がりになる。
「今宵、中神、内裏(うち)よりは―・りて侍りけり」〈帚木

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ふさがる【塞がる】

( 動五[四] )
穴や開口部が詰まる。また、詰まって通れなくなる。 「傷口はすぐに-・った」 「紙面の穴が-・る」 「排水管が-・る」
開閉可能なものが閉じられる。 「満潮になると水門は-・る」 「あいた口が-・らない」
他のものが占めていてはいる余地がなくなる。 「席が全部-・る」 「今日は会議で-・っていてお目にかかれません」 「いまは手が-・っている」
心配事などが胸の中にいっぱいに満ちる。 「悲しみで胸が-・る」
さえぎり止める。 「大将軍の矢面に-・りければ力及ばず/平家 11
陰陽道おんようどうで、ふさがりの方角にあたる。 〔「塞ぐ」に対する自動詞〕

ふたがる【塞がる】

( 動四 )
ふさがる。 「鼻の中-・りて、息も出でがたかりければ/徒然 42」 「胸-・り悲しくおぼえ給ふままに/宇津保 楼上・下
陰陽道おんようどうでふさがりの方角にあたる。ふさがる。 「今宵、方の-・りければ、方違へになむ行く/枕草子 83

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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