鬼蜘蛛(読み)オニグモ

デジタル大辞泉 「鬼蜘蛛」の意味・読み・例文・類語

おに‐ぐも【鬼蜘蛛】

コガネグモ科のクモ体長は雄が約2センチ、雌が約3センチ。黒に近い褐色をし、背面には葉状斑点がある。夏の夕方軒先などに円形の網を張る。翌朝に網を畳むものもある。かみなり蜘蛛。大名蜘蛛。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鬼蜘蛛」の意味・読み・例文・類語

おに‐ぐも【鬼蜘蛛】

  1. 〘 名詞 〙 コガネグモ科のクモ。体長は雄で約二センチメートル、雌は約三センチメートル。体は褐色または黒色で、あしは太く長い。六~八月の夕方、家屋や樹に円形の網を張る。各地に広く分布。だいみょうぐも。かみなりぐも。
    1. [初出の実例]「元来、鬼蜘、其身大兵にして、裏掻程の疵も負ざれば」(出典:仮名草子・諸虫太平記(1681‐88頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「鬼蜘蛛」の解説

鬼蜘蛛 (オニグモ)

学名Araneus ventricosus
動物。コガネグモ科のクモ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android