精選版 日本国語大辞典「鮮度」の解説
せん‐ど【鮮度】
〘名〙
① 魚類、野菜、肉類などの新しさの度合。
※人情馬鹿物語(1955)〈川口松太郎〉九「夕河岸の小魚が来ると呼び入れては鮮度を調べる」
② 色や明暗などのはっきりしている度合。あざやかさ。
※蟹(1963)〈河野多恵子〉「日射しのことなどが、数年ぶりに遽かに鮮度を増しはじめた」
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