鰹の叩き(読み)かつおのたたき

精選版 日本国語大辞典 「鰹の叩き」の意味・読み・例文・類語

かつお【鰹】 の 叩(たた)

  1. 鰹でつくった塩辛。肉または内臓を叩き砕いて塩漬けにしたもの。鰹の醤(ひしお)酒盗(しゅとう)
    1. [初出の実例]「男の元の主、俄に迎へ越しけり。されば此男、かつほのたたきを拵へて」(出典:仮名草子・仁勢物語(1639‐40頃)下)
  2. 鰹を三枚におろし、さっと火にあぶったあと叩いて刺身につくったもの。二杯酢などをつけて食べる。
    1. [初出の実例]「屋台風な、土佐料理へ案内した〈略〉『おっさん、かつおのたたきで、お酒頼むでエ』」(出典:めし(1951)〈林芙美子〉妻は何で生きるか)

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「鰹の叩き」の解説

かつおのたたき【鰹の叩き】

かつおの代表的な料理一つ。かつおを五枚におろし、串を打って強火表面を焼き、刺身に作り、二杯酢・ポン酢しょうゆなどのたれににんにく・あさつきしょうがなどのみじん切りを入れたものをかけ、包丁の腹や手のひらで軽くたたいて味をなじませたもの。高知郷土料理だが一般に普及している。◇「土佐作り」ともいう。

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日本の郷土料理がわかる辞典 「鰹の叩き」の解説

かつおのたたき【鰹の叩き】


かつおを五枚におろし、串を打って強火で表面を焼き、刺身に作り、二杯酢・ポン酢しょうゆなどのたれににんにく・あさつき・しょうがなどのみじん切りを入れたものをかけ、包丁の腹や手のひらで軽くたたいて味をなじませたもの。高知の郷土料理だが一般に普及している。◇「土佐作り」ともいう。

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